シュルレアリスム実践メモ

学問としてシュルレアリスムを学ぶ管理人が(体を張って)シュルレアリスト・アート、ゲームを実行するブログです。シュルレアリスム初心者から専門的に学ぶ人まで楽しめるようにしたいとおもいます。

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

            ー実践編ー


だいぶ間が空いてしまいましてすみません。

トランプシリーズの最後は「1」のカード、「Death」です。
11、12、13がそれぞれ緑、青、赤だったので「1」は白黒シルエットにしてみました。

dawn ades

Dawn Ades 教授はシュルレアリスム研究の母、ってことで外せません。
メッシュがチャームポイント。 【“Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ ”の続きを読む】

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Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

            ー実践編ー


まだまだ続いています、シュルレアリスト・トランプ。
今日は13の絵札を載せます。
ピエロが最強だったら面白くない?(By 841さん)」ってことでキングの座はクラウンに取って代わられました。
カラーはずばり目に悪い

クラウン紹介


dali

Dali のシュルレアリストグループでの特異さの理由の一つとしてそのパフォーマンス性があげられますが、ブルトンの破門宣告にも動じなかった彼はまさに「帝王」を超えた道化でしょう。


mcdonald

McDonald には何の恨みもありませんが良くこんな怖いキャラクターを起用したな、と思います。ピエロとハンバーガー…何の共通点があるというのでしょう。
人工着色料?
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Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ 実践編

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

            ー実践編ー


こんにちは。今日は友達に会うついでに銀座の画廊めぐりに行ってきました。青木画廊七戸 優がお目当てだったんですが他にも箱物オブジェやら、ベルメールっぽいドローイングやら興味をそそるものがたっぷり。
前々から欲しかった箱少年をお買い上げでご満悦です。


さてさて前回に引き続いて、カード製作です。
今回は数字の12に当たるカードですね。クイーンではなく「戦士」(Warrior)にしてみました。といっても、肉体派は一人もいません…どっちかというと、戦闘的な姿勢を持った人たちってことで辻褄合わせといて下さい。
アクセントカラーは


svankmajer

シュヴァンクマイエル ははずせないです。戦闘的シュルレアリスト。




marx

マルクス は経済学者ですが革命的思想を持った哲学者でもありました。
未だに世界に大きな影響を与え続けています。


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Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ 実践編

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

            ー実践編ー


トランプに変わるオリジナルデッキ作成ってことで、まずはスート(ハート・ダイヤ等に相当するもの)とその意味を考えます。

結果決まったのは、

砂時計 (永遠)
 (審判) 
 (破壊)
 (真実) 

これなら絵柄も単純なもので済みそうです(オイ)

2−10までは普通にこのシンボルをその数だけ並べるものとして、11、12、13とエース(1)を絵札とします。

今回は11の(Jackにあたる職業)絵札をのせてみました。
ずばり11は、Scholar(学者)
彼らはJackとは違い頭で戦うんです。というか何か体力が無さそうな人ばかり;

bataille
バタイユ は外せません。
砂時計組はシュルレアリスト、
というかシュルレアリスムについての考えを書いている人たちが集まりました。

hawking

ホーキング博士。世界一頭がいい人だと信じています。


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Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

Le Jeu de Marseilles シュルレアリスト・トランプ

1940年、ブルトン、エルンスト、ブラウナーら多くのシュルレアリストはアメリカ亡命のためにマルセイユ港に溜まっていました。何ヶ月にも及ぶヴィザ待ちの期間中、不安と退屈に襲われた彼らはトランプ遊びに興じるのではなく、オリジナルトランプを一揃い作ってしまったのでした。


原画がこちらで見られます。

Robert Delangladeによって書き直されたヴァージョンはこちら

基本的には私たちが知っているトランプと同じ作りですが、彼らは絵札とスートも作り変えてしまったんですねー。

King → Genius(天才)
Queen → Siren(サイレーン)
Jack → Magus(魔術師)

「王が一番偉いなんて決めたのは誰だ?」

スートはハート、ダイヤ、スペード、クラブの代わりに、
炎、(黒い)星、車輪(血つき)、そして鍵穴です。やっぱり黒と赤に分かれてます。特徴は、それぞれのスートに意味があることですね。

炎=愛
星=夢
車輪=革命
鍵穴=知識


と、こんな感じでタロットカードの流れも汲んでいます。
(「マルセイユ」っていうのはカードが作られた場所でもありますが、有名なタロットカードにマルセイユ・デッキ(セット)というものがあります。)

3ランク×4スート…つまり12枚の絵札にはシュルレアリストと関係の深い、もしくは影響を与えた人物達(実在・フィクション問わず)がそれぞれ描かれています。

夢診断のフロイトは星のスート、錬金術師のパラケルススは鍵穴のスート、という具合に人物はスートの象徴とあうように配置されています。

内訳はこんな感じ↓

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